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小説を読むスピードとどう向き合う?速読を味方につける読み方!

10 分前
読了時間: 6分

速く読むより、豊かに読む。小説と速読の心地よい付き合い方!

(最後まで読んでいただくと、ちょっとした仕掛けに出会えます。)

読みたい小説はたくさんあるのに、なかなか読み終わらない」。 そう感じている方は少なくありません。仕事や家事で忙しく、読書に使える時間が限られていると、「もう少し早く読めたら」と思うこともあるでしょう。

一方で、早く読もうとして内容が頭に入らなくなっては、小説そのものを楽しめません。大切なのは、ただ文字を追うスピードを上げることではなく、物語を味わいながらスムーズに読み進めることです。

本記事では、小説を読むのに時間がかかる原因や、内容を楽しみながら読み進めるためのコツ、そして読書の幅を広げる「速読」という選択肢について紹介していきます。



 小説を読むスピードに目安はある?

読むスピードには個人差があり、本の内容や文章の難易度によっても変わります。 会話が中心の小説と、情景描写や難しい表現が多い小説とでは、同じページ数でも読み終えるまでの時間は違ってきます。

ある調査では、半年間に読む小説の冊数が「1冊未満」と答えた人が約半数との報告もあり、日常的に小説を読む習慣がない人も少なくありません。 日常的に読み慣れていなければ、一冊に時間がかかるのも自然なこと。 読むのに時間がかかると感じているのは、決してあなただけではありません

だからこそ、「一冊を◯時間で読めなければ遅い」と誰かの基準で測るのではなく、まずは自分が一冊を読むのにどれくらいかかっているのかを知ることから始めてみましょう



小説を読むのが遅くなるのはなぜ?


一文字ずつ丁寧に読んでいる

文字を一つひとつ追いながら読むと、文章全体を読み終えるまでに時間がかかります。また、声には出していなくても、頭の中ですべての文章を音読し、声に変換しながら読んでいる場合もあります。

そこで意識したいのが、単語や文章をある程度のまとまりとして目で捉える「視読」です。一文字ずつ追うのではなく、まとまりとして意味を捉えることが、スムーズに読み進めるためのひとつのポイントになります。



読み返すことが多い

「今の文章はどういう意味だった?」と何度も前に戻ると、読む時間はどうしても長くなります。登場人物やストーリーを十分に把握できていないことが、読み返しにつながっている場合もあります。

一文一文を完璧に理解しようとしすぎていないか、自分の読み方を一度振り返ってみるとよいでしょう


読書に集中できていない

スマートフォンの通知や周囲の音などで集中が途切れると、どこまで読んだかを確認したり、内容を捉え直したりする必要が出てきます。何度も集中が途切れることで、結果として一冊を読み終えるまでの時間も長くなってしまいます。

短い時間でも、読書だけに集中できる環境をつくることもポイントです



小説を今より早く読むための3つのコツ


①小説の内容に合わせて読むペースを変える

小説のすべての文章を、同じスピードで読む必要はありません。会話が続く場面はテンポよく、情景描写や登場人物の心情など、じっくり味わいたい部分では時間をかける。そんなふうに読むペースに緩急をつけることで、物語を楽しみながらスムーズに読み進められます。

小説は、速く読み切ることが目的ではないと思います。味わうべきところをしっかり味わうために、緩急をつけて読む。それが、小説という読み物の醍醐味を引き出す読み方です。



②必要以上に読み返さない

一文一文を完璧に理解しようとして何度も戻ると、読むリズムが途切れやすくなります。多少わからない部分があっても、まずは先へ読み進めてみましょう。

物語が進むにつれて、前の場面の意味や状況が自然と理解できることもあります。細部にとらわれすぎず、全体の流れをつかみながら読むことで、かえって物語が入ってきやすくなります



③短い時間でも読書を習慣にする

まとまった読書時間を確保することにこだわらず、短い時間でも本を開く習慣をつくってみてください。通勤時間や就寝前など、自分が続けやすい時間を決めるのもひとつの方法です。



もっと多くの小説を楽しみたいなら 「速読」という選択肢も

「もっとたくさんの小説を読みたい」「読書をもっと楽しみたい」。そう感じたとき、速読と小説はどう付き合えばよいのでしょうか。

小説を読むときには、ビジネス書を読むときとは違う、助詞や助動詞の細かなニュアンスを味わう醍醐味があるかと思います。たとえば「彼は優しい人である」と「彼は優しい人ではある」では、受ける印象が微妙に変わります。「は」の一文字が、言い切らないためらいや、その先に続く何かを感じさせます。そうした言葉の機微を味わえるのも、小説ならではの醍醐味です。つまり、小説はスピードを競うより、言葉のニュアンスをゆっくり味わいたい読み物だといえます。では、速読はどんな場面で活かせるのでしょうか。

たとえば、たくさんの本の中から「次にどれを読もうか」と選ぶとき。全体をざっと見渡して概要をつかむ読み方ができれば、自分が本当に味わいたい一冊を効率よく見つけられます。また、仕事の資料やニュース記事などでは、まず見出しで全体像をつかみ、興味のあるデータや具体例だけを拾って読むといった使い分けができると、限られた時間をうまく使えます。

つまり速読とは、何でもかんでも速く読むことではありません。じっくり読むのか、要点だけを読み取るのか。文章に応じて読み分けたり、たくさんの本の中から次の一冊を選んだりするときにこそ、速読は活きてきます。読書の時間をより充実させるためのスキルではないかと考えます。

速読についてより詳しく知りたい方は、あわせて「速読とは?」の記事もご覧ください。

まとめ

説を読むスピードには個人差があり、作品の内容や文章によっても読むペースは変わります。読むのに時間がかかる場合は、一文字ずつ読んでいる、読み返しが多い、集中できていないなど、さまざまな原因が考えられます。

文章をまとまりで捉える、内容によって読むペースを変えるなど、普段の読み方を少し意識するだけでも、読書はぐっとスムーズになります。大切なのはスピードだけを求めることではなく、本の種類によって、ご自身のスタイルで読書を楽しむことです

そして、もっと多くの本に触れたいと感じたら、読む目的や内容に合わせてスピードを変える力を身につける方法として、速読を学んでみるのもひとつの選択肢です。小説を味わうためにも自分に合った読書の形を見つけていきましょう。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。この記事を要約した内容を、音声でご用意しています。以下URLよりご確認ください。


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※音声が流れますので音量にご注意ください。

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